弊ゼミでは次のテキストを指定しています。卒業論文に取り組む際には、このテキストを何度も読み、参照しながら執筆してください。
井下 千以子 (著)『思考を鍛えるレポート論文作成法 [第3版]』(慶應義塾大学出版会)2019
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「”書き言葉”で書く」などの基本を抑えつつ、論文としての”お作法”を身に着けましょう。詳しくはテキスト第5章を読んでください。
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私からのコメントで、よくあるもの。みなさんの添削にもありませんか?可能な限り減らしていきましょう。
文章を見直すことを推敲と言います。YouTube「文章表現の技法―推敲の重要性について」(慶應義塾大学アカデミック・スキルズ)を視聴し、参考にしてください。
文献を参照して述べた箇所は必ず引用が必要です。本文中に引用であることを明記しましょう。さらに卒論の末尾の参考文献リストで文献情報を記しましょう。
図表の前後には1行空けます。「(空行)-(図表と図表のキャプション)-(空行)」とします。ただし、直前直後で新しいページに変わる場合は空けません。
一文が3行以上に渡っている場合は短くしましょう。1行は40文字ですから、100文字以上…。もはや主語が行方不明、係り受けも迷子です。
用語の意味がわからないのか?文の構造が悪いのか?さっき言ってたことと違うなど、論理的に意味不明なのか?どれでしょうか。
章が変わったのに唐突に語り始めないでください。この章では何を書くのですか?論文全体では「序論・本論・結論」の三部構成ですが、章単独でもある程度読めるように、章の中でも「序論・本論・結論」の構成で書いてください。
テキスト5章5節「わかりやすい文章を書くために」を参照し、口語表現を論文に適した日本語表現に直しましょう。「けど」や「とても」は口語表現です。
段落の先頭は1字分字下げします。スペースキーで下げてもよいですが、Wordの段落設定を使って字下げすると、字下げし忘れにくくなります。
段落の先頭は1字分下げますが、2字分下げている箇所がないか、チェックしましょう。
文が長すぎると、主語が不明確になりがちです。日本語は主語を明確にしすぎると、「くどい」と感じますが、不明確だと意味がわからなくなる原因にもなります。
英語で「能動態」と「受動態」って習いましたよね。日本語でも「する」と「される」という表現がありますが、これが逆転してしまった文をよく見かけます。特に、文が長すぎて主語不一致となるケースは多いです。
体言止めとは、名詞や体言(「〜こと」、「〜もの」等の名詞句)で終わる文体のことです。これは避けてください。論文では必ず文の形にします。
「1パラグラフ1メッセージ」です。英語でも「パラグラフ・ライティング」と言いますね。1つの段落には1つの主張としてください。詳しくはテキスト5章4節「パラグラフの書き方」を読むこと。
論文は「です・ます調」ではダメです。おかしな字数稼ぎはしないように。また、「だ」で終わる文末表現もできるだけ避けてください。
行を空けるべき箇所は、図表の上下のみです。他は空ける必要はありません。章節項には適切なスペースが空くように、テンプレート内のスタイルで設定しています。もし本文の流れで行を空けたくなったら、節や項を利用してください。
例えば、「~できる可能性があるのではないかと考える」といった文末表現…書きがちです。でも「~の可能性があるだろう」でも良いのでは?
「~と思う」「~と考える」といった表現は、英語では"I think~”となりますが、「日本人はそんなに思慮深いの?と」不思議がられるのだとか。
「思う」や「考える」という表現は、省略できるならどんどん省略しましょう。おそらくほとんどの箇所では言い切り表現で十分なはず。
「思う/考える」に変わる言葉選びも検討してみましょう。
もっとスッキリと短い表現を検討してください。これも一つの推敲です。書き上がった後の見直しでは注意して読んでみましょう。
初めて登場する専門用語は略称・略語にしないでください。たとえば「IoT」といきなり書くのではなく「Internet of Things(以下、IoT)」というように括弧書きで以降使用する略称等を書き示します。
学部から配布されている「卒論作成の手引き」は読みましたか?隅から隅まで何度も読みましょう。Wordでどうすればいいの?という項目があるかもしれません。ゼミで配布したテンプレートファイルを使用すれば概ね手引きに沿った書式になります。
書き終わったらよく見直して、より適切な文章表現になるように修正しましょう。
「卒論等作成の手引き」を隅々まで読んでください。
表紙の次のページは白紙とします。
要旨は1ページに収めましょう。このページに限り、行間は詰めても構いませんので必ず1ページに収めます。500~800字を目安としてください。
目次は偶数ページとします。奇数ページの場合は、目次の後に白紙を1ページ挿入してください。
目次は提出直前に「すべて更新」をクリックしてください。
本文の後には「謝辞」、「参考文献」が続きます。「付録」がある場合は参考文献の後に掲載し、目次にも反映させてください。
図のキャプションは図の下に、表のキャプションは表の上に書きます。
図表番号は通し番号でも良いですし、章番号を含めて「図3-1」としても構いません。番号のズレに気をつけてください。
「図1のように」や「~である(図1)」というように、本文中で必ず言及してください。
図表とキャプションは同じページになるようにしてください。
大きな表である場合は、できるだけ1ページ内に収まるように工夫してください。どうしても収まらない場合は相談してください。
謝辞はインターネット上のサンプルを参考に、各自で考えてください。「卒論 謝辞」などで検索するとよいでしょう。
副査への謝辞はフルネームで、必ず含めてください。
調査を実施した場合は調査対象者への感謝を述べると良いでしょう。
ゼミのメンバーや家族などにあてて書く人もいます。あなたの学業を支えてくれた人に感謝を述べてください。
参考文献中にURLがある場合は、以下を確認してください。
URLが正しいかどうかをもう一度確認してください。
リンクへアクセスし、リンク切れになっていないかを確認しましょう。
閲覧日は提出締切日の1週間以内の日付にしてください。万が一、リンク切れが起きていた場合は、最後にアクセスを確認した年月日にします。
最終版はPDFファイルで提出となります。
発行したPDFファイルをもう一度確認してからアップロードしてください。
「目次」の中に「エラー!」と書かれていないか。ある場合はWordに戻り、目次を「すべて更新」してからPDFを作り直します。